職業に貴賎なし、なんて言葉がありますが、最近それを痛感する出来事がありまして。申し訳ない話なんですが、正直、今まで私はヘルプデスクをなめていました。現場のマネージャーや営業、技術者の皆さんの方がよっぽど大変だと。
しかし先日、普段ヘルプデスクに入っている子が急病で入院してしまい、とりあえず当面の助っ人ということで私がそのポジションにつくことになりまして。幸い大きな仕事は抱えていませんでしたから、ヘルプデスクぐらい片手間でできるだろう、とのほほんとした気持ちで業務についたんです。そしたらそれが大きな間違いでした…

以前サーバーを設置したクライアントなど、電話がかかってくるのはいいんですけど、システム不具合が出ている、すぐに来て欲しい、端末がフリーズした、何とかしてほしい、○○というソフトの使い方がわからない、などなど。
まあ、大体がIT技術にうといおっちゃんおばちゃんなんですけど、そうでないクレーマー紛いのものもありましたし、よくこんなものを毎日対応できるなあ、と。

単純に人的な対応だけでなく、やはりヘルプですから設置した機材や導入したシステムについて熟知していなければいけませんし、また教え方、話し方も相当上手くなければ電話やメールのみで解決策を教えることができないんですよね。
ウチの人間は環境の構築やシステムの導入作業が終われば後は丸投げしてしまうパターンが
多いので、もしかしたら社内で一番システムに詳しいのはそのポジションに入る人かもしれないなあ、と思うようになりました。

同時に今まで若干なめてた事を大いに反省しましたね。いろんな職種がありますが、それぞれ信念を持って役割を果たしているんですよね。
いやはや、どこも大変だ。