先日、実家の本棚を整理していると、昔読んだ小説が多く出てきました。大体が池波正太郎かミステリーの類でしたが、その中で少し気になったものが出てきました。
石田衣良の「アキハバラ@DEEP」という小説です。
物語の中でクルークという人工知能搭載の検索エンジンが出てくるのですが、今の技術だとこれって実現可能なんで しょうか?本業のプログラマーの方にお聞きしたいな、と思ったのです。

普通検索エンジンと言えばyahooとかgoogleとかですね。ロボット型かディレクトリ型か、ってとこですけど、(正直、理論は専門外なのでイマイチよくわかってないのですが)確かAIがユーザーの過去の検索内容からその嗜好に合った検索結果をはじき出してくれる、という代物でして、5種類ぐらいバージョンがあったと思います。
さらには音声合成ソフトで返事までしてくれるという至れりつくせりの検索エンジンでした。

単行本が発刊されたのは確かちょうど10年ほど前。当時の技術ではそれこそ夢のような話でしたが、この10年でIT技術は目覚しく進歩してきました。その今の技術だとどうだろう?と思ったのです。

まあ漫画や小説の中の話ですから、正直まだ無理だろうとは思っていますが、あと10年、20年すればまた話は変わってきますよね。
その頃を楽しみにしたいと思います。その頃はもしかしたらどこでもドアだって実用化
されているかもしれませんね。
プログラマーの手によって、そんな夢のある時代が刻々と近づいている気がします。